沖縄の激戦地 前田高地(ハクソー・リッジ)

2017年6月24日公開となった「ハクソー・リッジ(原題:HACKSAW RIDGE)」(メル・ギブソン監督作品)。
沖縄戦に従軍した実在の衛生兵デズモンド・ドスを主人公とする実話をベースとした作品です。
太平洋戦争終結から70年以上も経過すると現場の様子も景色も変わり、そして人の記憶も薄れていきます。

平和の大切さを語り伝えることは現代を生きる私たちにとってとても大切なことです。
都市化の波には抵抗しがたく、当時の面影を探すのは難しいところです。

本作品を通じて今一度、あの悲惨な戦争を思い出し!
平和を希求する自らの心に動かされ、沖縄観光で足を訪れた際には「ハクソー・リッジ(原題:HACKSAW RIDGE)」の前田高地を訪れる人が増えてきているようです。

前田高地は、同市前田の浦添城跡の一角にあり、日本軍は約4キロ離れた首里の軍司令部を守る防衛ラインと位置付けしています。
断崖絶壁を登る米軍と戦った歴史で、米軍が「ありったけの地獄を1つにまとめた」と表現するほどの沖縄の激戦地となった。

ハクソー・リッジとは、のこぎりで切ったような断崖を意味します。
アメリカ側からは「ハクソー・リッジ(Hacksaw Ridge「弓鋸の尾根」の意)」と呼ばれ、嘉数の戦いと並んで沖縄戦有数の激戦として知られる。

沖縄戦では浦添村(当時)の人口9217人人のうち44.6%が亡くなったと言われている。
映画には住民被害は描かれてはいなく、映画を鑑賞した体験者の思いは複雑で銃撃場面で当時の記憶がよぎっる!
映画には映らない民間人、老若男女も関係なく尊い命が奪われたことを知ってほしい!

名所 前田高地
ハクソー・リッジ(Hacksaw Ridge)
住所 〒901-2103
沖縄県浦添市仲間2丁目53
電話番号 098-876-1234
時間 見学自由
駐車場 あり

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