ケミズキンバイは、湿地や浅い水域に自生する多年草で、地上では20〜60cmほどの草丈だが、水中では茎が長く伸び、最大4mに達することもある。
茎は四稜形で節ごとに根を下ろし、横へ広がりながら群落を形成する。
葉は倒卵状〜狭長楕円形で長さ4〜7cmほど、互生し、葉裏には白い毛が密生するため、光を受けるとわずかに銀色に輝く。
花期は4〜11月と長く、葉腋に直径2〜2.5cmほどの白い五弁花を咲かせる。
花弁の基部だけが黄色く染まり、中心部に向かって淡いグラデーションを作るのが特徴。
茎・花柄・萼片にも白毛が密生し、全体的に柔らかい印象を与える。花後には長さ約3.5cmの棒状の蒴果をつけ、成熟すると裂開し、水中へ多数の種子を放出して散布する。
原産地は沖縄・台湾・中国南部・東南アジア・インド・マレーシア・オーストラリアなど広範囲に及び、標高1600m以下の湿地帯に多く見られる。
若い茎や葉は食用として利用される地域もあり、アクアリウム植物としても人気がある。一方で日本国内では希少で、環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。
| 和名 | ケミズキンバイ(毛水金梅) |
|---|---|
| 学名 | Ludwigia adscendens (L.) H.Hara |
| 科名 | アカバナ科 |
| 原産地 | 台湾,中国南部, 熱帯アジア, オーストラリア |
| 開花期 | 4〜11月 |
| 開花場所 | 亜熱帯地域、沖縄、特定の地域 |










