安波のサキシマスオウノキ
サキシマスオウノキ(さきしますおうのき)は、アオギリ科に属する常緑の高木で、曲がりくねった板のような根っこになります。
安波河口海岸 (あはかこうかいがん) に群生している珍しい木です。
沖縄本島北部の国頭郡国頭村を流れる、安波川の河口付近の湿地帯に育つユニークな木で、曲がりくねった板のような根が特徴。
サキシマスオウノキは学術的にはアオギリ科に属する常緑の高木で、曲がりくねった板のような根を特徴としています。湿地帯やマングローブ林の周辺に生育します。
県指定天然記念物である安波のサキシマスオウノキは、北限近くのため板根はあまり発達していませんが、推定樹齢200年のものを最大に10数本が湿地帯やマングローブの林の周辺に生育します。
生育地である安波川の河口周辺には、学術的にも貴重な植物群が点在し、サガリバナやフクギ、ビロウなど亜熱帯固有の植物が多く見られます。
安波のサキシマスオウノキの看板
沖縄県指定 天然記念物 (植物)
所在地 国頭村安波
指定年月日 昭和34年(1959)12月16日
サキシマスオウノキ(アオギリ科 )はマングローブの後方や河川沿い、海岸湿地帯などに生育する常緑広葉樹の高木で、板根(板の形をした根)を発達させることで知られています。
種子は楕円形で中央は尖り、出っ張っているのが特徴で海水に浮き、海流によって分散します。世界的にはアフリカ・ポリネシアから東南アジア・ハワイにかけて広く分布していますが、日本国内では奄美大島から南の地域に限って見られます。
安波のサキシマスオウノキは指定当時、分布の北限として指定された個体群で、最大樹高10~15m胸高直径約1m板根の高さ1m前後、高木3本のうち道路側の2本は樹齢200年をこえるといわれています。
沖縄県教育委員会
国頭村教育委員会
安波のサキシマスオウノキの動画
サキシマスオウノキの写真を撮影しに行こうとしたら
雨が降ってきたので暗めの動画になります。
でもなんか雰囲気良かったです。
名所 | 安波のサキシマスオウノキ (あはのさきしますおうのき) |
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住所 | 〒905-1504 沖縄県国頭郡国頭村安波 |
駐車場 | 路上駐車※自己責任 |
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