沖縄県本部町伊豆味にある幻の桜と言われているクメノサクラ!
3月頃に白い花びらで咲く桜が、久米島に自生するクメノサクラといわれる桜となります。
クメノサクラは、久米島に自生する桜ですが、沖縄本島の本部町伊豆味でも見ることが出来ます。
寒緋桜とは違い、桜の花の色が沖縄では珍しく白色で花びらで柔らかく、まるでソメイヨシノのように1枚1枚ヒラヒラと散ります!
まだ、クメノサクラの規模はそんなに広くはないですが、ソメイヨシノの用に沖縄本島でも桜吹雪が見れる日が来ることが期待できます。
幻の桜・クメノサクラが沖縄本島で観賞できる
沖縄の代表的な桜として寒緋桜(カンヒザクラ)が有名でが、
一般的に寒緋桜(カンヒザクラ)といえば、1~2月頃に桃色やピンク色に花びらが咲きます。
寒緋桜(カンヒザクラ)の花が散るときは、「ボトッ」と花ごと落ちる種類のもの。
沖縄県で本土の染井吉野(ソメイヨシノ)ように花びらが散る桜を見てみたくないですか?
染井吉野(ソメイヨシノ)は沖縄県の気候では育たないと言われています。
実はソメイヨシノのようなタイプの桜が沖縄本島北部の本部町伊豆味にあるのです。
それが、久米島に自生するクメノサクラといわれる桜です。
>>寒緋桜(カンヒザクラ)はこちら
クメノサクラは沖縄県では珍しく白い花びらで、徐々にピンク色に変化していく所もポイントで、ほんわか香りもあります。
ソメイヨシノのように、クメノサクラも花びらがひらひらと散り舞うのです。
もともとは久米島に行かないと見れない桜ですが!
久米島に咲いていた白い桜の花に感動し、伊豆味に持ち帰ってきたのがはじまりです。
幻の桜と言われる理由
幻の桜と言われるようになったのは、
昔は肥料代をかける余裕がなく、気候が合わないせいかクメノサクラは絶滅寸前の状態となりました。
そこで沖縄の気候に強い寒緋桜(カンヒザクラ)にクメノサクラを接ぎ木しながら一本一本大切に育て
今では約1000本ものクメノサクラが植えられていています。
2015年には第一回目のクメノサクラ花見会ができるようになりました。
沖縄本島北部特産品
沖縄本島北部・本部半島のほぼ中央に位置する本部町伊豆味は、北は乙羽岳・南は八重岳と周囲を山々に囲まれています。
昔から柑橘類の栽培の最適地として知られており秋から冬にかけては、みかん狩りなどの行楽客でにぎわいます。
県内で本部町伊豆味はみかんの里として、とても有名です。
クメノサクラ会場ではタンカン10個分を絞った生ジュースが販売されています。
ここでしか味わえないタンカン生ジュースは絶品です!
イベント名 | 幻の桜・クメノサクラ (まぼろしのさくら・くめのさくら) |
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住所 | 〒905-0221 沖縄県国頭郡本部町伊豆味480 |
満開時 | 2月中旬~3月はじめ |
アクセス | 那覇空港から一般道・高速インターチェンジ 車で約2時間 |