沖縄のやんばるの森に、白とピンクのフヨウが咲く!
芙蓉(フヨウ)は、夏の陽射しの中でひときわ目を引く、美しい花木です。
大きく広がる掌状の葉と、ふんわりとした花びらが特徴で、まるで絹のように柔らかな印象を与えます。
朝に咲き、夕方にはしぼむ一日花でありながら、次々と新しい花を咲かせるその姿は、はかなくも力強い生命のリズムを感じさせてくれます。
特に「酔芙蓉(スイフヨウ)」と呼ばれる品種は、時間とともに花の色が白からピンク、そして紅へと変化し、まるで酔って頬を染めるかのような風情を楽しめます。
古くから日本の庭園や寺社の境内でも親しまれてきた芙蓉は、夏から秋にかけての風景に彩りを添える存在です。
暑さに強く、比較的育てやすいため、家庭の庭木としても人気があります。
育て方のポイント
日当たり:日当たりの良い場所を好む
用土:保水性のある土が適している(極端な乾燥は避ける)
水やり:地植えでは根付いた後は基本的に不要。鉢植えは土が乾いたらたっぷりと。
肥料:冬に寒肥、開花前の7月に追肥すると花つきが良くなる
剪定:11月〜2月が適期。新枝に花が咲くため、春に伸びる枝を大切に。
増やし方:挿し木や種まきで増やせる
和名 | フヨウ(芙蓉)ふよう |
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学名 | Hibiscus mutabilis |
英名/科名/属名 | Cotton rosemallow/アオイ科(Malvaceae)/フヨウ属(Hibiscus) |
原産地 | 中国中部(日本でも古くから栽培) |
開花期 | 8月〜10月 ピンク、白(品種によっては八重咲きや色の変化も) |
開花場所 | 亜熱帯地域、沖縄、特定の地域 |
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