聖域にある絶景 小浜の川神(こはまのかわかみ)
沖縄本島北部の東海岸沿いの名護市天仁屋区(てんじんや・てにや)集落にある農地、田道を車で進み、そこから歩いて東側の森を約1キロほど進むと天仁屋崎・天仁屋岬があります。
「小浜の川神」とよばれる拝所があり、この岬からは「「天仁屋集落(てんやしゅうらく)」の南側にある「天仁屋バン先(てんやばんさき)」を眺める事が出来、古き変わらぬ大自然の風景を見ることが出来ます。
小浜の川神とは?
沖縄本島北部の東海岸沿い(ひがしかいがんぞい)名護市の天仁屋(てにや・てんじんや)集落があります。
この集落は貝塚時代から存在し、1635年~1646年まで「てぎな村」と名前があり、そして1713年頃には天仁屋と記されています。
この、天仁屋集落の東側には、突き出た岬に「小浜の川神(こはまのかわかみ)」と呼ばれる拝所があります。
東側の森を約1キロほど歩いて進むと「小浜の川神(こはまのかわかみ)」祠が鎮座(ちんざ)する岬にたどり着きます。
東海岸の太平洋を臨む岬の崖縁に建立された祠内部には、神々が宿る3体のビジュルと呼ばれる霊石と3基の香炉(ウコール)が祀られています。
「海の神」、「天の神」、「岬の神」として「天仁屋集落」の東の守護神の役割があると考えられています。
線香(ヒラウコー)を供える香炉には賽銭が捧げられており、祠に向かって左側には「小浜の川神(天の川)」と彫られた石碑が建てられ祀られています。
この拝所の崖下には美しいエメラルドグリーンの絶景が広がっており、遥か遠い東の海の彼方を拝みながら大切にされてきた聖域です。
小浜の川神の行き方
沖縄本島北部の東海岸沿いの名護市天仁屋区(てんじんや・てにや)集落にある農地、田道を車で進み、そこから歩いて東側の森を約1キロほど進むと天仁屋崎・天仁屋岬があります。
車で田道を進んでくると、近くにはNHKドラマ ちむどんどんで使われたロケ地も存在します。
小浜の川神専用の駐車場は無く、自己責任で集落の方の邪魔にならないように畑の脇に車を止め歩いていきます。
※車で細々とした道を通りますので、MAPを確認しながら向かう事をお勧めします。
小浜の川神(聖域の秘境)へハイキング
約1.40km(往復:約3km)程歩いて小浜の川神へと向かいます。
服装は長袖や長ズボン、歩きや走りやすいスニーカーなどがおすすめです。
もちろん、先頭のを歩く人は蛇や猪、何かしらの生き物などに注意しながら先へと進まなければなりません。
周りをよく観察しながら小浜の川神の絶景を見に行きましょう。
私は生き物が好きなので掴んでしまうタイプですけど。。
片道、約20分程で道は整備などされておらず、生い茂った草をかけ分けたり、デコボコの道をひたすら歩いていきます。
崖になっている部分や雨濡れて滑る道など、少し危ない道もちらほらあります。
小浜の川神に着くと目の前が突然開け天の川神の祠と海!
天の川神の祠に近づくと目の前には、赤土と太平洋を見渡せる海の絶景が広がります。
沖縄の海とグランドキャニオンが融合した絶景と言った所でしょうか!
絶景をみるとテンション高くなりますが、ここは崖の上!先端からはエメラルドグリーンの海が一望できます。
崖の下を見るためには更に先端に行く必要があり、かなり危険でスリルがあります。
赤土の崖なので、いつ崩れてもおかしくない!恐怖!
崖の先や、崖の下を除く事はおすすめできません。
名所 | 小浜の川神(こはまのかわかみ) |
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住所 | 〒905-2261 沖縄県名護市天仁屋 |
営業時間 | 見学自由 ※聖域ですマナーはお守りください |
駐車場 | なし ※自己責任で邪魔にならないように車を駐車してください |
参照 | ※聖域となります。 ゴミを捨てたり、迷惑な行為などは慎みましょう。 迷惑行為などで立ち入り禁止となる区域なども存在します。 |
沖縄旅行を夏場に計画しています。小浜の川神は家族で夏場に行くと大変でしょうか?
ぱぱさん
はいさい。夏場の小浜の川神は行ったことがないのですが、多分この雑草などからすると行きにくくなると思います。
ナタやカマなど切るものがあれば大丈夫かと思いますが大変だと思います。夏場は虫も多くなると思います。あと熱中症などにも気をつけてくださいね。
小浜の川神は前々から気になっていたスポットです。距離がありそうなのですがどのくらい歩くのでしょうか?やはり夏場はキツイですか?!
沖縄大好きさん
小浜の川神までは片道約1KMくらいです。何処も同じかもしれませんが沖縄の夏は暑いです!夏場は虫なども多くなると思いますので虫刺されに注意してください。あと、飲み物など水分補給もお忘れなく。
イノシシに気をつけた方がいいです
匿名さん
確かに!そうですよね。
一度遭遇しましたが何もなくてよかったです