Cape Arasaki(けーぷ あらさき)公園は名前の通り、荒々しい波が岩に叩きつける迫力ある光景が見れる場所です。
そして目を引く大きな岩が重なっている変わった風景が見れます。
Cape Arasakiへは糸満から喜屋武岬を目指しながら畑の細い道を通って行きます。
先へ進むにつれて畑道を車で通り抜けるので根性と注意が必要です。
私はゆっくりとAquaで行きましたが4WDのタイヤが大きな車がオススメですね。
道がボコボコだったので、畑の途中の道で車を止め歩いて先へ進みました。
私達が行った時は台風が近づいている時で更に波の迫力が倍増していました!
風も強く波が岩に叩きつける音が凄かったです!
オタッキーな沖縄が好きな人か、地元の方くらいだと思います!こんな場所に来るのは!!
歩いて10分ようやく目的の波の風景と重なる岩までたどり着けました。
ゴッツイ岩が重なって三角の空間が見えます。
その先には荒々しい波が岩に当たる音が聞こえてきました!
海側へ向かうと波飛沫が高々と上がっています!
水平線もよく見え大きな波が押し寄せてくるのが良くわかります!
夢中で写真を撮影していて、お約束の水しぶきを浴びてしまいました!
これは近寄り過ぎたら危ない感じもしました!!崖下を除くのは危険なので辞めておきましょう!
※注意
Cape Arasakiへの見学は自由ですが自己責任でお願いします。
波が押し寄せる崖下は完全に波に飲み込まれます!除くのは辞めておきましょう。
営業時間見学自由
※見学は自己責任でお願いします駐車場なし
沖縄本島南部荒崎海岸のカサカンジャーについて
沖縄県糸満市の荒崎海岸には、カサカンジャーと呼ばれる岩塊が海岸にあります。
最近、この石がドルメン(人工的に積まれた石造物)ではないかなどと言われています。
しかし、この岩塊の起源は球陽(琉球の歴史書)の中に記載されています。
球陽には、1832年9月10日の台風襲来時に、この地域に3個の岩塊が打ち上げられたと書かれています。
さらに球陽の中には、打ち上げられた岩塊の大きさと海岸からの距離が1個ずつ記載されています。
記載されている岩塊の大きさ・位置とカサカンジャーの大きさが似ていることから、打ち上げられた3個の岩の中の1個がこの石であると見られます。
荒崎海岸で波浪によって作られた地形はカサカンジャーだけではありません。荒崎海岸の波打ち際にはサーフベンチと呼ばれる地形が発達しています。
これは強い波が押し寄せる場所で形成される珍しい地形です。
カサカンジャーやサーフベンチは、この海岸が強い波の作用によって形成されてきたことを物語っています。
カサカンジャーを北西から見たところ。7m×5m×1.5mの平らな岩塊の下に直径1mの岩塊が挟まっている。
平らな岩塊の側面が直角的な割れ方をしているのが特徴的である。
ノッチ上部の岩盤がブロック状に崩壊した跡であると見られる。
カサカンジャーを南東から見たところ。
こちら側は全体的に丸みを帯びた形状をしている。
海側にせり出したノッチ上部の岩盤(侵食で丸くなっている)と見られる。
カサカンジャーは全体が角張った形をしているわけではなく、北側側面、西側側面の一部(北側側面に近い側)が角張った形状、南側側面は丸みを帯びた形状をしている。
これは、カサカンジャーがもともとノッチ上部の岩盤であったと考えると説明がつく。
丸みを帯びた場所は波浪による侵食で、角張った形状の場所はノッチ上部の岩盤がブロック状に崩壊した際できた。
カサカンジャーの厚さと幅はそれぞれ1.5mと5~7mである。ノッチ崩落時にできる岩塊の形状研究(Maekado 1991)で導出された計算式を使うと、石灰岩中に亀裂が無い場合、厚さ2mの上部岩塊でできうるノッチの限界幅は8mとなる。これを超えると崩落する。カサカンジャーの幅は厚さ1.5mのノッチ上部岩盤が持ちこたえられる限界幅に近い。このように、カサカンジャーの形状は亀裂のないノッチ上部が自然崩落してできうる岩塊と等しい。よって、カサカンジャーとはノッチ形成によって岩盤が自然崩落してできた岩塊であると考えられる。
観光名所 | Cape Arasaki(けーぷ あらさき) |
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住所 | 〒901-0353 沖縄県糸満市字束里 |
備考 | 夏場は熱中症に気を付けて飲水を持参しましょう! |
Hello. And Bye.
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