沖縄県八重瀬町の住宅街にある友寄馬場公園は、巨大な獅子舞のすべり台が目印のユニークな公園だ。高さ約7メートル、長さ約15メートルの迫力ある獅子舞像は、昭和43年に彫刻家・山田真山氏によって制作されたもので、地域に伝わる獅子舞文化を象徴している。細部まで丁寧に作り込まれており、近くで見ると驚くほどリアルだ。
公園の遊具はこの獅子舞すべり台と小さな砂場のみで、遊具が多い公園ではないものの、ここでしか味わえない特別な雰囲気がある。すべり台へは獅子舞の足元から階段で上がる構造で、階段はやや急だが手すりがしっかりしているため安心して利用できる。すべり心地も良く、子どもたちに人気だ。
設備としては、休憩に便利な東屋や向かいの商店の自販機がある一方、トイレや水飲み場はないので、長時間滞在する場合は準備が必要。駐車場は約5台分と小規模だが、近隣の人が気軽に立ち寄れる落ち着いた公園になっている。
公園は24時間利用でき、料金もかからない。獅子舞文化に触れながら遊べる貴重な場所として、子ども連れの家族や散歩の途中に立ち寄る人に親しまれている。
友寄馬場公園の駐車場
友寄馬場公園には、利用者の方が便利に使えるよう駐車場が2か所設けられています。
1か所目はシーサーの正面にあり、公園に入ってすぐ利用できる場所です。
2か所目はシーサーの背後の奥まった位置にあり園内をゆっくり散策したい方に便利な駐車スペースとなっています。
友寄の獅子舞
友寄獅子舞について
戦前までの獅子は、一八三八年琉球王朝時代の尚育王の頃、郷土の彫刻家「中山宗敬」によって作られた。戦時に、これが消失したので、昭和四三年、 画家であり彫刻家としても知られる「山田真山」に製作を依頼したのが、現在の獅子である。
琉球王朝時代、当時、天然痘が大流行したが、その疫病神を祓おうと、神事をつくしたあとに、獅子舞の型をあみ出したと由来記にある。以来、村の守護神として祭られ、無病息災、五穀豊穣を祈願して毎年旧曆八月十五夜に舞われる。
獅子舞の構造
頭・・・
デイゴの木で作られている。これに獅子面が彫刻されている。朱や黒・金・青色に塗って威厳を保つようにしてある。
胴体・・
細いシュロ縄で細目に網状に網み、これに芭蕉の繊維を茶、黒、赤、緑と染めたものを密にさして、毛の形をつくった。これは動作をするときにフサフサとした毛が揺れて実感をともなわすものであり、脚も胴体と同じように作って実感をともなわす。
足先・・白足袋を履く。
尾・・・40~50センチメートルの木の枝の先に馬の尻毛をゆわいつけたものである。
舞い方の型について
舞い手は、四種類ある。
一、長者の大主
二、ムンダニクエー
この型は、猿とじゃれ遊びをしているうちに猿のイタズラが過ぎて、とうとう獅子は怒りだし、 猿につかみかかろうとするが、頭の賢い猿は右へ左へ逃げまわり、益々獅子を猛り狂わすという演技で、百獣の王ライオンとヒョウキンものの猿とのかかわり合いを巧妙に演じるものである。
三、サンボウ
この型は、果てしない広野を支配する獅子が己れの威力と尊厳を誇示し、躍動する動の部分を 強
調した名演技をする。
四、マチリ
この型は、激しい動作をするサンボウの型に加えて「静」の部分を強調しながら格調高い演技である。寝ころがって足で頭をかいたり、尻をかんだりする動作や尾のふり、前足や後足の使い方等
細かいしぐさを表現する。
| 公園名 | 友寄馬場公園(ともよせばばこうえん) |
|---|---|
| 住所 | 〒901-0411 沖縄県島尻郡八重瀬町友寄27 |
| 電話番号 | 098-052-3183 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 駐車場 | あり(二ヶ所) |


























