沖縄県の宮古島に宮古馬という珍しい馬がいます。
宮古馬はその名のとおり宮古島に生息している馬です。
宮古馬は天然記念物でり、50頭にもみたない数にまで減ってしまいました。
体高(足から肩までの高さ)が110cm~120cmで、一般の馬と比べて小さくポニー(体高:147cm以下の馬)に分類されているそうです。
性格はおとなしく、小さめではあるのですが体力や力、重労働にも耐えられる強い馬です。
蹄(ひづめ)も大きく安定感があります。
ただ、宮古馬の弱点として病気になりやすい所があります。
そんな宮古馬の歴史や文化をご紹介いたします。
宮古馬とは?
宮古馬は中国から伝わった説や、宮古島で難破(なんぱ)した船から泳ぎ着いたとの説、朝鮮半島の小型馬が九州を経て伝わった説などがあるそうです。
琉球王朝時代、王様の公用馬として活躍し、蹄(ひづめ)が大きく砂利道や石畳やデコボコの道を歩いても安定して、あまりゆれる事がなかったそうです。
しかも、宮古馬は性格も従順でおとなしく扱いやすいので、大事な王様の乗る馬として用いられていたそうです。
王様の乗る馬は、綺麗な飾りで彩られていたそうです。
現在、宮古島には40頭の宮古馬がいて、北海道にも4頭の宮古馬が研究のためいるそうです。
宮古島の人々は方言で、宮古馬をスマヌーマやミャークヌーマと呼んでいるそうです。
店名 | 宮古馬(みやこうま) |
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住所 | 〒906-0000 沖縄県宮古島市平良 |
駐車場 | なし |