鍾乳洞の中にあるCAVE CAFE(ケイブカフェ)
CAVE CAFE(ケイブカフェ)は縄本島南城市、おきなわワールド向かいの鍾乳洞の中にあります。
地球の時を感じることが出来る癒しの神秘的な山カフェです。
鍾乳洞の中にあるオーブンカフェは一歩足を踏み入れた時、そのロケーションに驚きを隠せません!
鍾乳石から落ちてくる水滴がパラソルにあたる音も素敵で、その雰囲気にうっとり。
また鍾乳洞を1時間20分程度で散策するツアーもあり、CAVE CAFE(ケイブカフェ)利用だけではなく楽しめる場所です。
また、CAVE CAFE(ケイブカフェ)では写真展やライブ・貸切パーティーも行われます。
鍾乳洞の中にあるCAVE CAFE(ケイブカフェ)!
時が作り出した景観に包まれて、ゆったりとした雰囲気は何とも言えません。
歴史に思いをはせながら、癒しのひと時をお過ごしください。
人つどう洞窟のテラス、ケイブカフェ
ケイブカフェは「ガンガラーの谷」の入り口、鍾乳洞そのままのオープンカフェ。
大きく深く開いた洞窟は、太古の人が未来のために残してくれたかのように、集いや憩いに絶好の場所。
自然の姿を活かしたナチュラルな寛ぎと、心身に和む多彩な味をお楽しみいただけます。
ケイブカフェはガンガラーの谷ガイドツアーご予約のお客様の待合場所になっております。
団体様のカフェ利用のみの入店はお断りをしております。
ケイブカフェはガンガラーの谷ガイドツアーご予約のお客様の待合場所になっております。
団体様のカフェ利用のみの入店はお断りをしております。
ケイブカフェの駐車場
CAVE CAFE(ケイブカフェ)の駐車場は広々としていてとても停めやすくなっています。
この日は観光客で駐車場が車でいっぱいでした!
店名 | CAVE CAFE(ケイブカフェ) |
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住所 | 901-0616 沖縄県南城市玉城字前川202 |
電話番号 | 098-948-4192 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 毎週火曜日 |
駐車場 | 15台 |
ガンガラ―の谷ツアーコース
ツアー参加時のお願い
森の中の歩道を1kmほど歩きます。
歩きやすい履物でお越し下さい。
当日は出発時刻の15分前までにお越しください。
雨天時も通常通りツアーを行っておりますが、悪天候により中止する場合もございます。
雨具の貸出しはございません。
雨天時は雨具(カッパがオススメ)をご持参頂くか、ツアー受付にて販売しています簡易ビニールカッパ(100円)をご利用ください。
ツアー中はトイレがございません。
駐車場近くにございますので、出発前にお済ませください。
ツアーコースは通常の歩行、階段の上り下りができれば参加可能なコースです。
(小さなお子様は保護者の抱っこの必要があります)
ガンガラーの谷は車椅子・ベビーカーには対応しておりません。
ツアー中のお飲物として冷たいさんぴん茶をタンブラーに入れてご用意しております。
出発時にお渡しします。(タンブラーはツアー終了後に回収いたします)
ツアー料金 | 1名2,200円(保護者同伴の中学生以下無料) 学生料金 1名1,700円 20名以上の団体 1名1,700円 |
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ツアー出発時刻 | ①10:00 ②12:00 ③14:00 ④16:00 |
お問い合わせ | 098-948-4192 |
その他 | ※当日のキャンセルはキャンセル料金が発生します。 悪天候のキャンセルはキャンセル料金を頂いておりません。その場合も必ず事前のご連絡をお願いします。 ※料金にはツアー中のお飲物、保険料が含まれております。 ※中学生以下の学校行事等の団体料金はお電話にてお問い合わせください。 ※貸切ツアーはハイシーズン中など状況によりお受けできない場合がございます。 鍾乳洞が崩壊してできた谷間に広がる自然豊かな森の中を、専門ガイドと一緒に歩く約1時間20分のツアーです。ツアー参加者には前日までの予約が必要です。予約はお電話でお願いいたします。 ※定員に空きがある場合は、当日の予約もお受けいたします。ツアー集合場所:ガジュマル広場奥の洞窟(ケイブカフェ)内 ※トイレを済ませてからお越しください。 |
遺跡情報
ガンガラーの谷は数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れてできた手つかずの自然が残る亜熱帯の森。
約1万8000年前に生きていた港川人の居住区としての可能性も高く発掘調査が行われ、自然や命に思いを巡らせながら体感していただくことをコンセプトにしています。
日本人のルーツ?港川人
港川人とは、ガンガラーの谷から約1km離れた石灰岩採石場で、1970年に発見された人骨化石です。
発見された人骨は、頭から足の先まで揃い、保存状態が非常によく、現代の私たちに多くのことを教えてくれています。
彼らは、約1万8000年前の旧石器時代に実際にこの地に生きていた、私たちと同じ人類(ホモ・サピエンス)。
身長はおおよそ150cm前後で、現代人に比べると小柄です。その骨格から、森の中を歩き回りながら狩猟採集の生活をしていたであろうと推測されています。
現在判明している世界最古の人類は、アフリカ中部で発見された約700万年前の猿人トゥーマイ。
その後、様々な人類が誕生し絶滅しました。そして、私たちホモ・サピエンスは今から20万年ほど前にアフリカで誕生。
10万~6万年前にアフリカを飛び出し、世界中へと旅立ったと言われています。
では私たちの祖先はどのような経路で日本に辿り着いたのでしょうか。
港川人の発見は、日本人のルーツを探る重要な手がかりとなっています。港川人が、日本本土に渡り日本人の祖先となった可能性があります。遠くアフリカから沖縄に辿り着いた先人たちは、この地を飛び出し、また北へと向かう旅を続けたのではないでしょうか?
※港川人に関する資料は「沖縄県立博物館・美術館」「八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館」でご覧になれます。
ガンガラーの谷の遺跡発掘調査
港川人が発見された場所は、フィッシャーと呼ばれる岩の割れ目です。なぜ、この場所に港川人が居たのかは明らかになっていませんが、そこは彼らが生活できる場所ではありません。では、港川人はどんな場所で生活をしていたのでしょうか?
現在も港川人に関連する発掘調査は、国立科学博物館、東京大学、沖縄の地元研究者によって結成された「沖縄更新世遺跡調査団」と、「沖縄県立博物館・美術館」によって続けられています。ガンガラーの谷内にある「武芸洞」は、港川人発見場所から近く、付近には川も流れ、東西に二つの入口がある明るく乾燥した洞窟です。旧石器時代の生活場所として好条件であるとの見方から、2007年から調査対象場所となりました。
2007年、2008年の調査では数多くの土器や化石が発見されました。
沖縄本島南部初の約6000年前の爪形文土器片や、約4000年前の火を焚いた炉の跡、石斧、多量のイノシシ骨などが掘り出され、遂には洞窟の中から石の棺に入った人骨が出てきました。約3000年前の石の棺が地表面のすぐ下から発見されたのです。保存状態も素晴らしいこの化石たちは、たくさんの情報を科学者たちに提供してくれています。
これまでの調査で、武芸洞は約6000年前から人々の生活の場所として利用されていたことが明らかになりました。
ガンガラーの谷の可能性
数多くの化石が発見されていますが、武芸洞と1万8000年前の人類、港川人を結びつける発見はまだありません。
しかし、数千年前にこの場所武芸洞にいた人類の事実が、毎年少しずつ明らかになっています。
風雨にさらされないこの場所は、化石の宝庫かも知れません。発見された化石の多くは、地表面に近い場所から出て来ています。
まだ掘り進んでいないその下には、6000年以上前の生活跡が残されている可能性があります。私たちはまだ、ほんの一部しか知らないのです。
今後も続く調査で、武芸洞に眠る日本人のルーツの謎が解き明かされていくのかも知れません。