沖縄県奥武山公園(おおのやまこうえん)の神社に初詣に行ったときに見かけた色が鮮やかで綺麗なトカゲ!
こんな色鮮やかなトカゲ沖縄住んでいて見たことがなかった!
すごく気になったので、このトカゲの事を調べてみました!
結果「グリーンアノール」と言うトカゲらしい!名前からして、そんな感じの名前です!
沖縄には元々いないトカゲで、外来種!だから見たことがなかったのかと納得!
2016年から沖縄に生息し始めていると言う情報があり、そんな前から沖縄に生息し始めてたんだと思いました。
グリーンアノールは綺麗ですが、外来種で駆除の対象となっているようです。
沖縄のマングースみたいになったら嫌ですね。
生き物には何も罪はないですけど何というか…!
結果がどうあれ、人が全て悪いと思っております。。
沖縄本島で起きている問題
米国南東部原産の外来トカゲ「グリーンアノール」。
生態系等に重大な被害を及ぼす恐れのある特定外来生物のトカゲ「グリーンアノール」が沖縄県内で生息数を増やしている。
沖縄県が2016年度から実施している捕獲調査では、那覇市や八重瀬町など5市町で1万1315匹を捕獲。
このうち全体の94.0%に当たる1万641匹が那覇で捕獲されています!
在来トカゲの生息域を奪い、大型昆虫も補食するため、希少種が生息する沖縄島北部やんばるへの侵入が危惧されている。
沖縄県環境部は拡散防止に努めているが、那覇、豊見城での定着は確実とされ、うるまでは捕獲、名護の西海岸では目撃情報が上がっている。
拡散防止の鍵は住宅地での繁殖阻止だが、グリーンアノール自体が住民に広く知られていない状況だ。
より効果的な防除のために、環境団体は住民への周知に併せて目撃情報の収集を訴える。
現在、グリーンアノールの防除は粘着トラップ(わな)の設置が唯一の手段。
県環境部が業者に委託して防除している。
環境団体「沖縄自然環境ファンクラブ」(藤井晴彦代表)は、ボランティアを募り那覇市首里の末吉公園と住宅地が接する一帯で草刈り作業を行った。
住宅地で繁殖したグリーンアノールが公園に侵入しにくい環境をつくるためだ。
グリーンアノールは2015年、末吉公園でも初めて確認された。
公園内で県が防除に取り組み、見られなくなった。
しかし20年から再び目撃されるようになり、22年2~4月の間に64カ所で99匹が捕獲されています。
公園外縁部での捕獲が目立ち、住宅地から侵入しつつある状況がうかがえる。
藤井代表はトラップ防除の効果を実感しているが、数に限りがあるため「より効果を高めるには、目撃情報が多い区域に集中して仕掛けていくことだ」とする。
だが、グリーンアノール自体が広く知られていないとして「まずは周知。住民と協働して『侵入させても定着させない』実績を積み上げていけば、他の地域にも手法を広げていけるのではないか」と話した。
ペットとして飼われていたものが逃げたか捨てられたか、米軍を含む県外から輸送された物資に紛れていた可能性もある。
車に付いて生息域を拡大させたとみられる。
クラブは16日も午後1時30分から草刈り作業を行う予定で、ボランティアを募集しています。
申し込みは下記にお電話ください。
・那覇市立森の家みんみん
098(882)3195(午前9時~午後6時、火曜日定休)
グリーンアノールの目撃情報は県自然保護課
・098-866-2243 島嶼(とうしょ)
・098-914-4778 生物研究所 安里周悟(あさと)
グリーンアノールの特徴
グリーンアノール 米国南東部原産で体長は尾を含め12~20センチ。
最大の特徴はのどにあるピンクの袋(雄)で、目の周りが青く、体色は緑色だが茶褐色にも変わる。
緑が少ない都市部でも生息でき、年に卵を20個程度産むほど繁殖力が強い。
県内では1989年に東風平町(現八重瀬町)で初確認。
外来種とは
「本来生息していなかった場所へ人間によって運ばれ、人間の管理下にない生きもの」のことを外来種といいます。
運ばれ方は意図的か(人間が運んで放流)、意図的でないか(海外からの荷物にくっついて移動)を問いません。
生きものが元々持っている移動能力を超え、人間の力で運ばれたものを指すことばです。
国外だけでなく、国内の別の地域から持ち込まれた生きものも外来種です(『国内外来種』と呼ばれます)。
なお、ネコやヤギなどは、室内や牧場など人間の飼育下にいれば外来種ではありませんが、野生化してしまうと小さな生きものや草などを食べてしまう外来種として扱われます。
私たちの生活に身近な外来種としては、シロツメクサ、セイヨウタンポポ、アメリカザリガニ、ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)などがいます。
和名 | グリーンアノール(沖縄県) |
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学名 | Anolis carolinensis |
分類 | 爬虫綱 有鱗目 トカゲ亜目 イグアナ科 (Iguanidae, Sauria (Lacertilia), Squamata, Reptilia) |
生息地・侵入情報 | 小笠原諸島(父島,母島),沖縄島(沖縄諸島) |