沖縄本島の辺戸岬近くの北端に位置する集落で奥ヤンバル鯉のぼり祭りは行われます。
川の上空に舞う約700匹の鯉のぼり!
ゴールデンウィークのこどもの日、子供たちの成長を願ってのイベントです。
山原(ヤンバル)は沖縄本島で一番自然が残る区域で、毎年5月上旬のゴールデンウィーク期間(3日間)国頭村の奥ヤンバルの里、奥川の河川公園で行われるこいのぼり祭りです。
また、やんばるの森は、1億年前から生き続けている古い森なんで、この森には日本の両生類、爬虫類の約6割が生息し、多種多様な生態系を育んでいます。
希少な固有種、絶滅危惧種も多く、2021年7月ユネスコ世界自然遺産に登録されました。
上空を約700匹のこいのぼりが元気に泳ぐ姿は、訪れる人々の目を魅了する。
大きなこいのぼりや、小さなこいのぼり、様々ないろをしたこいのぼりと、みてるだけでもとても元気がでます。
落あげて始まった、奥ヤンバル鯉のぼり祭りも今年で第29回目をむかえ、県内外から多くの家族連れや観光客が訪れます。
特設ステージでは奥集子供エイサーや民謡ショー・フラダンスやビンゴゲーム、カラオケ大会がなどのイベントが催され、やんばるの大自然の中で河川敷の芝生に座り、ピクニック気分で楽しめます。
この時期は少し暑いくなるため、大人から子供まで水遊びもオススです。
この機会に家族や友達で訪れてみてはいかがでしょうか?
鯉のぼりはお祭り期間の前後のゴールデンウィーク期間中ずっと見ることが出来ます。
そもそも、こいのぼり(鯉幟)とは何なのか?
こいのぼり(鯉幟)とは、日本の風習で江戸時代から始まった、五節句の一つです。
端午の節句は5月5日にあたり、菖蒲(しょうぶ)の節句とも言われています。
強い香気で厄を祓う菖蒲やよもぎを軒(のき)につるし、また菖蒲湯(しょうぶゆ)に入ることで無病息災を願いました。
また、菖蒲を尚武(しょうぶ)という言葉にかけて、勇ましい飾りをして男の子の誕生と成長を祝う尚武の節句でもあります。
鯉のぼりの一番上にはカラフルな布がありますが、吹流しと呼ばれるものを付けています。
神社の祭礼などで掲げられる5色(ごしき)の布が元で、5色は天地万物を意味しています。中国の五行説に由来してるそうです。
万物とは、木・火・土・金・水の五つの要素で形成されているもので、青色は木を、赤色は火を、黄色は土を、白色は金を、黒色は水を表しているそうです。
この吹流しには幼児の無事な成長を願って、魔除けの意味で飾られ、カラカラと回る矢車も同様の意味を持っています。
因みに黒色の真鯉がお父さん、赤い緋鯉がお母さん、青や緑は子供達とされています。
それ意外にもカラフルな色を使った鯉が使われることもあります。
奥ヤンバル鯉のぼり祭りの動画
イベント名 | 奥やんばる鯉のぼり祭り (おくやんばるこいのぼりまつり) |
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住所 | 〒905-1501 沖縄県国頭郡国頭村奥1280-1 奥やんばるの里 河川公園 |
電話番号 | TEL:0980-50-4141 (奥ヤンバル鯉のぼり祭り実行委員会 奥ヤンバルの里) |
開催日時 | 2018年5月3日(木・祝)〜 2018年5月5日(土・祝) (例年5月のゴールデンウィーク中の3日間) |
入場料金 | 見学無料 |