大石林山とは
琉球神話の社に広がる自然と対話する場所
昔から聖なる地として伝えられてきた安須杜(アシムイ)の山々は、辺戸岬から眺める険しい姿とは違って、一歩踏み入ると、そこは亜熱帯の自然と触れ合う楽園。
奇岩や巨石、亜熱帯の森、大パノラマなどさまざまな表情を見せる大石林山の2つの散策コースが琉球神話の杜に広がります。
子どもからご年配の方まで家族みんなが歩きやすいトレッキングコースなので安心です。
沖縄海岸国定公園から「やんばる国立公園」に編入されました。
大石林山は自然公園法(昭和32年法律161号)に基づき、沖縄県の「国定公園」に指定され、すぐれた自然の風景地を保護、また国民の保健・休養・教化に資することを目的に管理運営を行っています。平成28年9月15日、やんばる国立公園指定に伴い、既に沖縄海岸国定公園に指定されている地域の一部は本国立公園に編入されました。
バリアフリー対応
施設内には道幅3メートル、ゆるやかなスロープの「バリアフリーエリア」を設置しており、ご年配の方や車イスの方にも安心して自然体験を楽しんで頂けます。
聖地・安須杜(あしむい)
島建ての神、アマミキヨが降り立ち沖縄最初の聖地、安須杜を創ったという。
琉球王国時代には王家の繁栄、五穀豊穣、航海安全をこの地で祈り今も四十箇所以上ある御願所(拝所)に神人の祈りが捧げられる。
2億年前の石灰岩層が隆起し長い歳月をかけて侵食された四連の岩山。
地元の古老たちは安須杜の四峰をしのくせ、あふり、しじゃら、いへやと呼ぶ。
大石林山(だいせきりんざん)は聖なる地、いへや、しじゃらの杜をめぐる自然と対話する場所とされています。
大石林山がある安須杜には40を超える御願所(拝所)があり、断崖絶壁や立穴の洞窟など非常に危険な場所にもつくられていることから、その信仰の深さがうかがえます。 安須杜は長老の杜、峰に名付けられたアフリは天帝の差す傘、シジャラは女性の乳房を意味しています。
世界最北端の熱帯カルスト地形
2億5千万年前(古生代)の石灰岩が長い歳月をかけて雨水などにより侵食されてできた地形です。
ドリーネ(すり鉢状のくぼ地)の鍋池、タワーカルスト(急速な溶食や侵食でできたタワー状の石灰岩台地)の悟空岩、ぴなくる(石灰岩が溶食し、鋭く尖った岩塔)の鳥帽子岩など熱帯カルスト地形のさまざまな特徴が大石林山で見られます。
亜熱帯の森、ヤンバル
沖縄本島北部エリアは「ヤンバル(山原)」と呼ばれ、その名の通り、大自然が色濃く残る亜熱帯の森が広がっています。
気根を垂らしたガジュマル、見上げるほど大きく成長したソテツなど亜熱帯の木々が生い茂る森で森林浴を楽しんでください。
利用案内とアクセス(営業時間・料金・アクセス)
入山料金 | 大人(15歳以上) | 1,200円 |
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小人(4歳~14歳) | 550円 | |
シニア(65歳以上) | 900円 | |
障がい者割引 | 大人750円 小人420円 ※障害者手帳をお持ちの方1名につき、付き添いの方1名適用。 |
観光名所 | 大石林山(だいせきりんざん) |
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住所 | 〒905-1422 沖縄県国頭郡国頭村字宜名真1241 |
電話番号 | 0980-41-8117 |
営業時間 | 9時30分~17時30分 (建国記念の日は時間変更の可能性あり) |
駐車場 | あり |
コースマップ・情報 |
太古より継ぐ生命の物語 大石林山コースマップ |