万座毛とは
沖縄本島西海岸のリゾートエリア、恩納村に万座毛は位置します。
万座毛(まんざもう)という名前は、琉球王の尚敬王(しょうけいおう)がこの地を訪れた時に、万人が座するに足る毛(一万人が座ることのできる広い野原)と賞賛(しょうさん)したことが名前の由来と言われています。
珊瑚岩から成る高さ約20メートルの絶壁に、象(ぞう)の鼻のような形をした岩があるのが象徴的です。
万座毛の海は透明度が高くダイナミックな風景が魅力で珊瑚礁や泳いでいる魚も確認できます。
遥か彼方に伊江島を望むこともでき、風が強い時は打ち寄せる波の音や岩に砕け散る波も迫力満点です。
ここからの眺めは海岸線がよく見え、どこまでも美しい青い海と空が望める絶景スポットです。
海岸線にゆっくり沈む夕日も美しく沖縄らしい風景を思いぞんぶんに楽しめること間違いなしです。
万座毛の新建物が立ちました!
下記にある「万座毛のお土産屋さん」のお土産屋さんと駐車スペースがなくなり新しく生まれ変わりました!
今まであった碑石も移動され新しく配置されています。
建物のから抜けると下には、沖縄のミンサー柄がありました。
碑石も新しい物もあれば古い碑石も移動されていて綺麗になっています。
万座毛の新しい施設について
7月から万座毛活性化施設整備事業に伴う工事を行っていて、大駐車場と大型商業施設の整備で「休憩・買物・食事」スポットとなるようです。
万座毛の新しい建物には、1階特産品販売が並び、2階は飲食店とテラス、3階は絶景を眺められる展望台を整備する予定です。
万座毛は有料化になります
万座毛への入園が有料化されるようです。
入園料は大人1人100円、子供は無料となる予定です。
万座毛の整備のためとはいえ無料だったのが有料となるのはちょっと嫌な気分になります。
沖縄の観光業界は変わりつつ無料の場所だった観光地を全て有料にする勢いで変わっています。
有料にする理由としては整備や管理の為だと思っています。
観光客が観光に来ることはいい事ですが、綺麗な景色をゴミや汚す方もやはりいます!
私がよく見るのはドライバーのタバコのポイ捨て!よく見るとナンバーは地元!
地元の人が汚しているのであれば観光客も汚しますよね!
タバコやゴミはマナーさえ守れば綺麗になるのにといつもおもいます。
「地球はゴミ箱か!」と変なキャッチさえ考えてしまいました!
沖縄だけではなく有料化にして地球が綺麗になれば私は問題ないと思っています。
みなさんはマナー守っていますか?
万座毛のお土産屋さん
万座毛の駐車場に到着するとタクシーと大型バスが多く停車していて、多くの観光客が訪れていました。
お土産品店があるメインの駐車場はほぼ満車の状態です。
万座毛の駐車場広場にはお土産店が並んでいて、レトロな雰囲気が沖縄マニアの心をくすぐります。
南国ムード満点のTシャツやアロハ・ムームー、シーサーの置物やお菓子が数多く売られています。
御製
副碑文(説明文)
「万座毛(まんざもう)に昔をしのび巡りいけば彼方恩納岳(あがたおんな)さやに立ちたり」
天候皇后両陛下は、平成24年11月に沖縄県で開催された第32回全国豊かな海づくり大会(美ら海大会)御臨席の機会に、恩納村の万座毛をご訪問になりました。
この御製は、この地と恩納岳が琉歌に詠まれた18世紀の琉球王朝の時代に思いをいたされ、お詠みになったものです。この碑は、両陛下の御訪問を永く後世に伝えるとともに、万座毛がいつまでも自然豊かな景勝地として守り続けられることを祈念して建立しました。
平成25年11月
恩納村長 志喜屋 文康
沖縄海岸国定公園 万座毛周辺の説明板
万座毛は、琉球石灰岩からなる海岸段丘で、特徴的な海食崖と風衝草地がひろがる景勝地です。
一帯は県の名勝・天然記念物(植物)にも指定されています。
万座毛石灰岩植物群落
万座毛は、たえず強い潮風が吹き付けるなどの厳しい環境下にあります。海岸崖地や海崖上の平坦地には、強風や塩分及び乾燥に耐え得る植物が群落を形成しています。
台地上に広がるコウライシバなどの風衝草地を含めたこれらの植生は亜熱帯沖縄を代表するもので、「万座毛石灰岩植物群落」として県の天然記念物に指定されています。
一人一人の植物採取が群落全体の破壊につながります。大切にしましょう。
万座毛の名は、18世紀前半にこの地を訪れた琉球国尚敬王が、万人が座ることのできるモウ(草原)と讃え命名したといわています。
万座毛の植物
隆起したサンゴ礁から成るゴツゴツとした岩場の上に自然の芝生が広がります。
その周囲にはアダンやモンパノキの群生が緑の木陰をつくっています。
見た目がパイナップルに似ているアダンはトゲのある葉が特徴で、夏になると甘い香りを放つ橙色の果実をつけます。
亜熱帯から熱帯地域の海岸近くに生息し、成長すると茎から木根が地面に伸びて支柱根となり、風で倒れないように体を支えています。
ちなみにパイナップルはパイナップル科アナナス属の多年草であり、アダンは「木」、パイナップルは「草」として分類されているため、パイナップルとは全く別物となります。
沖縄では古くからアダンの葉を煮て乾燥させ、繊維をゴザやかごに加工して利用されてきました。
また、八重山地方では、アダンの新芽を湯がいてあく抜きし、煮物や炒め物として食べられます。
なお、果実は繊維質で細かいトゲを持っているため、食用には適していません。
万座毛の植生はそのほか、沖縄本島内でここでしか見られないイソノギクのような植物もあり、「万座毛石灰岩植物群落」として県の天然記念物にも指定されているのです。
万座毛は、恩納村役場の北西に位置する岬で、切り立ったサンゴ礁の芝生台地になっています。
岬の先端に立つとコバルトブルーの海が広がり、打ち寄せる波が岩に砕け散って、眼下には白い波の花が咲いているのが見えます。
また名護湾をまたいだ北方には、北部半島の山並みや、伊江島タッチューが、東方には恩納村のシンボルである恩納岳が雄大な姿を見せています。
尚敬王が1726年に万座毛を訪れ「万人を座らせるに足る」とほめたたえたことから万座毛と名づけられたといいます。
また、万座毛の石灰岩上に生えているハナコミカンボク、オキナワスミレ、オキナワマツバボタン、ヒメスイカズラなどの植物は、石灰岩層の植物群落として学術上たいへん重要なことから、県の天然記念物に指定されています。
トベラ岩
昔の時代に、村を訪れ来る神の一時的休憩場所、神船のとも綱の繋ぎ場所として考えられていた一種の聖地ではなかったかと思われる。その昔、トベラ岩近くの河口は那覇への流通物資の搬出口でもあり、出港する船は大岩の頂きにあった聖観音像に航海の安全を祈願したという。
また、村人たちは恩納岳から山かずらを刈り取ってきて二つの巨岩に束ねて連ね、夫婦円満、子孫繁栄を祈願したと伝えられる。
二つの岩をつないでいる縄は万座ビーチリゾートの方々が海の安全祈願のため設置したそうです。
万座毛の裏スポット
ちょっとマニアックな場所もあります。
駐車場入口に入る前の左の横道を進むと隠れた万座毛の穴場にたどり着きます。
地元のダイビングスポットでもあります。
観光名所 | 万座毛(まんざもう) |
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住所 | 〒904-0411 沖縄県国頭郡恩納村恩納2870-1 |
TEL | 098-966-2893(一般社団法人恩納村観光協会) |
営業時間 | なし |
定休日 | なし |
駐車場 | あり(無料 約50台) |