斎場御嶽(せーふぁうたき)

世界遺産 斎場御嶽(せーふぁうたき)石碑

世界遺産 斎場御嶽の石碑

沖縄最大のパワースポットといわれる斎場御嶽(せーふぁうたき)に行ってきました。
御嶽(うたき)とは沖縄各地に分布している聖域の総称であり、斎場御嶽はその中で最も神聖な場所といわれ世界遺産にも登録された御嶽です。

深い森の中には6ヵ所の拝所(うがんじゅ)が点在しており、中でも有名なのが三庫裏(さんぐーい)と呼ばれる場所です。
そこは2つの巨石が三角形の同門を形成しており、門から奥のへ向かうと石段があります。
石段を登ると、目の前には神々の島と言われる久高島を望むことができます。

三庫裏(さんぐーい)

斎場御嶽 三庫裏(さんぐーい)

斎場御嶽 三庫裏(さんぐーい)

私にはパワースポットで霊を感知したとか波動を感じたというような体験はありません。
ただ、この独特の地形と漂う雰囲気から、この場所が地元の人々にとって特別な聖なる空間であり神聖な祈りの場であったことがよくわかります。

世界遺産 斎場御嶽(せーふぁうたき) 三庫裏(さんぐーい)

斎場御嶽 三庫裏(さんぐーい)

三角岩

自然岩や洞穴に囲まれたこの場所には、いくつもの拝所が集まっています。正面に見える三角形の空間の突き当たりが三庫理(サングーイ)、右側がチョウノハナの拝所で、いずれも首里城内にある場所と同じ名前を持っています。また、左側から太平洋と久高島が遠望できます。
さて、三角岩の右側には『貴婦人様御休み所』と二本の鍾乳石が見えます。滴り落ちる水はその下に置かれた壺に受けられ、それぞれが中城御殿(国王の世子)と聞得大君御殿の吉兆を占うとともに、お正月の若水とりの儀式にも使われる霊水でした。

斎場御嶽出土品

斎場御嶽からは、中世から近世を中心とする様々な資料が出土しました。その中でも、特に注目されたのが金製を含む勾玉や、中国青磁器・銭貨を組み合わせた一括資料です。御嶽という聖地の、さらに気高い場所より出土したその状況より、当時の琉球信仰を考えるうえで極めて貴重な資料といえましょう。

久高島遥拝所(くだかじまようはいしょ)

琉球王国の絶対的な存在である国王はまさに太陽であり、その太陽のあがる方向にある久高島は、東方楽土ニライカナイへの『お通し(遥拝)』所として沖縄各地で崇拝されています。
琉球王国時代の久高島遥拝所は御門口下方にありますが、いつしかこの場所が遥拝所として定着したことを受け、南条市としても保護しているものです。

大庫理(うふぐーい)

大庫理(うふぐーい)は大庫理門から上がって歩いていくと左手に見えてくる最初の拝所です。
大広間や一番座という意味をもち、石段が一段上がっているのは屋敷に上がるのと同じイメージ。

斎場御嶽(せーふぁうたき)

斎場御嶽

ここは祈りの場所です。
大きな目の前の岩に向かって祈りと思いを交わしましょう。

大庫理(うふぐーい)の案内板

首里城正殿の二階は大庫理と呼ばれ、祭祀的な機能を持つ格式の高い場所です。
聞得大君のお新下り儀式の『お名付け(霊威づけ)』儀礼が、首里城と同じ名前を持つこの場所でとり行われたのは、その名にふさわしいことといえましょう。
前面にある磚(せん)敷きの広間では神女たちが聞得大君を祝福し、琉球王国の繁栄を祈りました。

世界遺産 斎場御嶽(せーふぁうたき) 大庫理(うふぐーい)

斎場御嶽 大庫理(うふぐーい)

寄満(ゆいんち)

ユインチとは王府の言葉で「台所」を意味しますが、ここでの意味としては「寄せて満ちる」の文字のとおり、当時貿易で栄えた琉球王国に寄せられ、満ちた交易品の数々が集まった場所とされています。
石段は5段あり、簡単に誰もが上れたところではないことが伺えます。

斎場御嶽(せーふぁうたき)

斎場御嶽(せーふぁうたき)

寄満(ゆいんち)案内板

寄満とは首里城内にある建物の名前で、国王のために食事を作る厨房を指します。
当時、ここには国内外からの海幸・山幸が集まりました。それが『豊穣の寄り満つる所』と理解されていったのでしょう。々名前を持つ斎場御嶽のこの場所には、第二次世界大戦前で、その年の吉兆を占い馬の形をした石(うまぐをーいし)が置かれていました。

世界遺産 斎場御嶽(せーふぁうたき)寄満(ゆいんち)

斎場御嶽 寄満(ゆいんち)

ウローカー

ウローカー 最初の拝所ですが、現在、参道が崩落して危険なため、立ち入りが禁止となっています。
ですから、御門口の香炉にお祈りするのがいいかもしれません。

ただし、本来は斎場御嶽に入る前にここの水を浴びて清める場所とされていました。
今では水も少なくなっていますが、国道331号線から斎場御嶽より遠回りすれば、この場所に足を運ぶことはできます。

御門口(うじょうぐち)

斎場御嶽(せーふぁうたき)の入口で、神社でいえば拝殿にあたる所です。
琉球最高の御嶽ゆえに、ここから入場できるのは王府関係者に限られていました。
右側には御嶽内にある六つの拝所を示す香炉が置かれ一般の人々はここで御嶽の中に向かって拝みました。

斎場御嶽に入る参道の入口で、その入口の右側には6つの香炉が置かれています。それは、敷地内の神域(イビ)の数そのもので、分身であることを表します。
かつてはここから先は神事をする人しか入ることができなかったので、それ以外の人はここで6つの香炉に向かって祈りを捧げていました。

シキヨダユルアマガヌビーとアマダユルアシカヌビーの壺

シキヨダユルアマガヌビーは聞得大君の水撫で(ウビナディー)、アマダユルアシカヌビーは、首里城の王子(中城御殿)の水撫で(ウビナディー)に使われました。

名所 斎場御嶽(せーふぁうたき)
住所 〒901-1511
沖縄県南城市知念字久手堅地内
電話番号 098-949-1899
入場チケット チケット販売時間:3月〜10月 17:15まで
11月〜2月 16:45まで
南城市地域物産館で販売しております。
入館料 大人(高校生以上) 300円
小人(小・中学生) 150円
団体 200円(※団体20名以上)
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、券売所窓口にて手帳を提示していただくと無料となります。
※20名以上の団体については、まとめて券売所窓口にてお買い求めください。
※券売所にて入館券をご購入の際、身分証(免許証・学生証等)のご提示をお願いする場合がございます。
開館時間 3月〜10月 9:00~18:00(最終入館17:30)
11月〜2月 9:00~17:30(最終入館17:00)
駐車場 駐車場はがんじゅう駅・南城、知念岬公園(約150台収容)となります。
※斎場御嶽入口までは、徒歩7〜10分(約400m)です。
注意事項 足場が悪い箇所もございますので、歩きやすい恰好履物でお越しください。
斎場御嶽内は、石畳で急な傾斜や階段がございますので、車イス・ベビーカー等では入場できません。何卒ご了承ください。
~斎場御嶽へ訪れる皆様へ~
※注意報・警報が発令された場合は入場制限を行う場合がありますので、予めご了承ください。

東御廻り(あがりうまーい)の由来

「東御廻り」とは。沖縄民族の祖先「アマミキヨ族」が住み着いたと伝えられる知念・玉城の霊地巡拝行事です。 首里城を中心に、大里・佐敷・知念・玉城を「東方(あがりかた)」と呼んだことから、知念・玉城の聖地巡拝を「東御廻り」と称しました。 久高島は麦の発祥地、玉城は稲の発祥地として国王自ら参詣しました。

東御廻りに癒やしを求めて

古来より沖縄では太陽の昇る東方(あがり)と呼び、そこは理想郷のある神聖なる方角であると考えられていました。 東御廻りとは、創造神・アマミキヨが二ライカナイから渡来して住みついたと伝えられる霊地を巡拝する行事の事です。 起源は国王の巡礼といわれ、王国の繁栄と五穀豊穣を祈願する行事として始められたと伝えられています。 現在伝えられている東御廻りのコースは琉球王国が、国家的祭祀ルートとして指定したものです。 最近では心と体を癒すための自己発見の道しるべや健康的なレクリエーションとして東御廻りをする方々が増えてきているそうです。 因みに、東御廻りコースは14ヶ所あります。

14箇所の東御廻り一覧

東御廻りの一覧をまとめてみました。興味がある方はどうぞ足を運んでみてはいかがでしょうか? ※沖縄県の大切なパワースポットです、汚したり荒らしたりしないようにしましょう

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