喜屋武岬（きゃんみさき）
喜屋武岬は沖縄最南端の岬
沖縄本島の南海岸に喜屋武岬は位置します。
沖縄の本島最南端に位置する喜屋武岬周辺は沖縄戦跡国定公園の範囲内となります。
因みに沖縄本島の最北端にあるのは辺戸岬です。
喜屋武岬の案内板
喜屋武岬へ向かう道
喜屋武岬の案内板
国道331号を外れて看板に指示されるまま進んでいきます。
細い道やサトウキビ畑の間、生茂った道を車で進んでいくとたどり着きます。
最近では喜屋武岬周辺の道を整備していて綺麗になってきています。
前までは迷ってしまう事もたたありましたが、いまは案内板もあり簡単にたどり着けるようになりました。
喜屋武岬の絶景
喜屋武岬（きゃんみさき）の魅力は360度絶景が楽しめるスポットとして有名です。
ココからの景色はとても壮大で、境界線の奥まで青い空や海がどこまでも続いています。
喜屋武岬の絶景
喜屋武岬には10台ほどの駐車スペースや休憩場がありゆっくりと絶景をみながら休むことができます。
近くにトイレも設備されているのですごく便利です。
喜屋武岬の看板
喜屋武岬のトイレ
喜屋武岬の平和の塔
また絶景と裏腹、喜屋武岬や平和祈念公園周辺の南部一帯は戦争時は激戦地だと伝えられています。
ここは独特な雰囲気があり大自然と歴史の深さを感じられる神聖な場所です。
ここで花を添えていたり、手を添えて拝んでいる方がいる場合は騒がずに静かに見守っていてください。
喜屋武岬の平和の塔（へいわのとう）
喜屋武岬の平和の塔
喜屋武岬の平和の塔（へいわのとう）という慰霊塔があります。
沖縄戦終結前の6月20日に亡くなった第62師団の将兵の方々を悼んで昭和27年に建てられたそうです。
喜屋武岬の平和の塔の後側にある御嶽
沖縄戦は本島の真ん中からアメリカ軍が進軍してきて、その殆どが南部での戦いとなりました。
なもんでここまで追いやられた人が、この場所で身投げすることもあったようです。
メッセージ板
平和の塔（へいわのとう）の左側の地面には写真付きのメッセージが残されている。
このメッセージにはこう書いてあります。
喜屋武岬（きゃんみさき）
笑っていきてくれている。
それが家族や友達の願いです。
いのちをたいせつに。
喜屋武岬（きゃんみさき）の案内板
喜屋武岬（きゃんみさき）
高さ約30mの断崖が切り立つ岬。
この岬を境に太平洋と東シナ海に分かれている。
平成24年に「喜屋武海岸及び荒崎海岸」として国指定名勝・天然記念物に指定された。
喜屋武岬の展望台
また昭和40年には、字喜屋武や字摩文仁などを含む糸満市南部地域や八重瀬町の一部が「沖縄戦跡国定公園」に指定され、戦跡としての性格を有する国定公園としては国内唯一となる。
敷地内には昭和44年に建てられた慰霊碑「平和の塔」が建立される。
喜屋武岬の新しい休憩所
喜屋武岬の看板
喜屋武岬の休憩所が新しく建て直されました。
写真の赤い屋根の休憩所は海風にさらされ、コンクリートにヒビが出来て危険でした！
喜屋武岬（きゃんみさき）
そして令和2年12月～令和3年5月にかけて工事が開始されました。
新しい休憩所は建物自体にデザインが施されてカッコよく生まれ変わっています！
喜屋武岬（きゃんみさき）
休憩所のコンセプトは戦争の悲惨さ・平和の尊さを確認できるような施設。
屋根形態は祈りの形をシンプルに表現し平和の塔への軸線に配慮した計画としているようです。
折れ屋根とスラブの構成で軽快にデザインされ、シンボル性のある屋根形状が平和の塔との対比により、祈念の場としての象徴的な空間を演出ししているようです。
| 観光名所 | 喜屋武岬（きゃんみさき） 沖縄戦跡国定公園 |
|---|---|
| 住所 | 〒901-0354 沖縄県糸満市字喜屋武 |
| 営業時間 | 指定なし |
| 入場料金 | 無料 |
| トイレ | あり |
| 駐車場 | 無料 |
突然申し訳ございません
ブログ内に掲載されている
喜屋武岬のあずまや
の写真をダウンロードし、加工利用してもよろしいでしょうか。
沖縄県開催の建築コンペティションレイアウトに使用する目的です。
どうかご確認お願い致します。
中村さん
コメントありがとうございます。
喜屋武岬のあずまや？写真使用してもいいですよ。
使用したさい、こちらに何かしらURL等の添付をお願いできますでしょうか。
宜しくおねがいします。