ワイトゥイ(わいとぅい)とは
昭和7~10年(1932~1935年)にかけて勝連平安名南西部(比殿原、嘉慶名久)の農耕地に通じる断崖を掘削した横断農道である。
長さ約150m、高さは最高所で20mある。
正式名称は比殿農道ですが、割って取ったという意味でワイトゥイと呼ばれている。
ワイトゥイの案内板
ワイトゥイは、平安名集落南西部(比殿原、嘉慶奈久)の農耕地に通ずる断崖を掘削した農道です。
長年、村人は比殿バンタの急崖の険阻な山道を登り降りしていましたが、この苦難を解消するために、昭和7年(1932年)から昭和10年(1935年)にかけてこの断崖を掘削、横断農道を開通させました。長さ約150m、高さは最高所で20mもあります。当時のトゥングェー(金鍬)や、カニガラ(石割棒)などを使った人々の難工事の跡が断面に刻まれており、その苦難の歴史を知る上で重要です。
名所 | ワイトゥイ(わいとぅい) |
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住所 | 〒904-2312 沖縄県うるま市勝連平安名 |
営業時間 | 見学自由 |
駐車場 | なし ※道沿いに空きスペースがあります。自己責任で駐車してください。 |
参考 | 1997(平成9)年4月23日指定 |