ハナンダー(自然橋)は、沖縄県八重瀬町にある自然の美しさを感じられるスポットです。
静かな集落にひっそりと佇む「ハナンダー」は、琉球石灰岩が長い年月をかけて自然に削られてできた天然の橋です。
その名は、橋の形が「牛の鼻輪(ハナンダー)」に似ていることに由来しています。
かつては洞窟だったこの場所は、浸食や地殻変動によって天井部分が崩れ、現在のアーチ状の橋の姿となりました。
橋の下には「白水川(しらみずがわ)」が静かに流れ、周囲の自然と調和した美しい景観をつくり出しています。
長さ:約29メートル
幅:約10メートル
高さ:約10メートル
この橋は、古くから地域の人々の生活道として使われてきた歴史を持ち、畑へ向かう人、家路につく人、旅人など、さまざまな人々がこの橋を渡ってきました。今もなお地域の風景に溶け込み、訪れる人々に静かに生活を与えています。
橋の上には風に揺れる草花や岩の隙間から顔を出す植物たちがスクスクと育っています。
ただ、年々と川の臭さはどんどん酷くなっている気もします。
興味ある方は一度は訪れてもいい観光スポットでもあります。
ただ、年々と川の臭さはどんどん酷くなっている気もします。
現在でも地元住民に日常的に利用されており、興味ある人は一度は訪れる観光スポットでもあります。
ハナンダー(自然橋)案内板
地元で「ハナンダー」と呼ばれる、琉球石灰岩により形成された天然の橋。本来は洞穴であったとものが地殻変動、または長い年月をかけて川や風雨などの浸食作用により崩落し、現在みられる橋状部分が残ったものと考えられいる。橋の長さは約29m、横幅10m、高さ約8m。ハナンダーは古くから交通の要所として利用され、現在も地域住民の暮らしと深くか関わる道路(橋)となっている。
写真提供:八重瀬町教育委員会
令和5年2月
八重瀬町観光物産協会
アクセス情報
沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭(ぐしちゃん)地区
※「南の駅やえせ」から車で約5分ほどの距離にあります。
車でのアクセスは那覇空港から国道331号線を南下し、県道86号線を経由して約40分。
バス利用の場合、那覇バスターミナルから「百名線」などで「具志頭」方面へ。
最寄りのバス停からは徒歩圏内ですが、道がわかりにくいためレンタカーやタクシーの利用がおすすめです。
営業時間見学自由
※見学は自己責任でお願いします駐車場専用駐車場なし
観光名所 | ハナンダー(自然橋) |
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住所 | 〒901-0512 沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭 |
備考 | 川が臭い場合もありますのでハンカチやマスクなどがあれば少しばかりは対策できます。 夏場は熱中症に気を付けて飲水を持参しましょう! |