神の島で有名な浜比嘉島。
アマミチューやシルミチューの墓に行く手前に、ハマガーという湧き水が沸いている場所があります。
今でも少しですが水が沸いていいて、その隣に霊石が置かれています。
こちらは、もともと比嘉部落のウブガーとなっているんだそうです。
なんでも、出産の時の産水、あるいは葬式の時の死水として利用されていたんだそうです。
また、こちらもソージガーやノロ墓と同じように十二か所めぐりの一つみたいです。
この、ハマガーの上には鍾乳洞があり、なかには祈りの場所があります。
ウブガー・ハマガー(産井戸)案内板
このカーは、宇比嘉のウブガーで、正月元旦の若水をくむ井泉です。
沖縄の知識
今回の記事にガー(カー)とあります。
ガーにも色々と意味があるのでまとめてみました。
村ガー
地いきの人々が共同で使う井戸(いど)のこと。
ウブガー
産まれたばかりの赤ちゃんの額(ひたい)に水をつける、ミジムイとかウビナディ(水なで)とよばれるぎ式が、沖縄にはあります。ウブガーとは、そのための水をくむカーのことです。
ヒージャーガー
地下からわき出る水を、「かけひ」や「とい」で受けて流す泉(いずみ)のこと。
クラガー(暗川)
どうくつの中などからわき出る泉(いずみ)のこと。暗い場所にあることから、こうよばれるようになったのでしょう。
かーとは
地下からわき出る水をかーと言います。沖縄では湧き水のことをかーといいます。
名所 | ウブガー・ハマガー(浜比嘉島 産井戸) |
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住所 | 〒904-2316 沖縄県うるま市勝連比嘉島 |
時間 | 見学自由 |
駐車場 | なし |